代表メッセージ

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1.幼少時代はどんな子でしたか?
2.まなびの森の誕生理由
3.生きる喜びは何ですか?
1.幼少時代はどんな子でしたか?

ありがとうのシャワーの中で育ちました

 小さい頃から人に喜んでもらえることをするのが好きでした。玄関に来られたお客様にお茶を出したり、散らかった履物を並べたり、暑いときに冷たいおしぼりを用意したり、相手が今、何を欲しているかを想像するのが好きでした。『良く気が利く子ね。』といつも誉められて育ったので、周りの空気を読むのがとっても得意になりました。

 母の教育理念『子どもは誉めて育てる』の中で育ちましたので、勉強もスポーツも大してできませんでしたが、誉められるので特に人よりできないとも思っていませんでした。いつも周りの人にありがとう。って言われる。だからまた嬉しくてまた喜んでもらいたくて、頑張る。するとまたありがとうって言われる。幼少時代からありがとうのシャワーの中で育ったという感じでしょうか?自分の中では、ただ落ちたものを拾ってあげるくらいの行為のつもりでやっていることなのに、周りが凄く喜んでくれることが多くていつも不思議に思っていました。

2.まなびの森の誕生理由

大人の居場所を作りたくて

 公民館でパソコンを教えるようになって5年程過ぎた頃、グループでレッスンをしたり、パソコン以外の事を学んだりする機会が増え、公民館にいろいろな事を学べる大人の居場所が出来ればいいのになぁと思うようになりました。当時母のように慕っていた元学校の先生に、私のビジョンをお話しました。その先生には、私のビジョンが大きすぎて理解できなかったようですが、『まだ若いのだから、やってみたいのなら、先ずは一つから始めてみたら?』と背中を押してもらえたので、まなびの森を立ち上げ、パソコン講習から始めてみました。

 私はそこにただパソコンを学ぶだけでなく、地域の方々が楽しく交流できる、居心地のいい大人のための居場所を作りたかったのです。居場所というのは、そこに行けば誰かが自分のことを心配してくれたり、待っていてくれたりするところ。家庭以外の場所でもそういう仲間や温かい人たちが待ってくれている場所があれば素敵だなと思いました。今では、素晴らしいスタッフ7人と共に、公民館とコラボして、沢山のイベントや企画を行い、グループレッスンや様々な教室を開催しております。これからも教える側も習う側も満足して楽しめる居場所を提供し続けたいと思います。

3.生きる喜びは何ですか?

自分の特質を生かして、誰かの役にたてること

 まさかこういう仕事に就くとは夢にも思っていませんでした。ただ昔から好きなことはとことんやる性格で、そのために時間や労力を費やすことは、少しも苦ではありませんでした。

 子供の頃の夢は、パン屋さんになることで、高校時代にはよくパンを焼いて学校に持って行きみんなに喜んでもらっていました。一方、中学生の頃から、コンピューターにも興味がありました。OL時代、当時はコンピューターを扱える人が少なかったのですが、私は好きだったので、コンピューターと対峙し時間を忘れて遅くまで仕事をしていました。

 結婚して退社した後、パートで設計事務所に行くようになり、そこで習ったCADが面白くて仕方なかったので、正社員よりも早く出社し遅くまで残り、すすんで土曜日も出勤していました。好きなことを好きなだけさせてもらって、お金までいただける。そして私のすることが誰かの役に立ち、周りの人が喜んでくれることが嬉しくて、いつも私はなんて幸せ者なのだろうと毎日を過ごしています。命がある限り、自分の特質を生かして、誰かの役に立つことができればこれ以上の幸せはないと思っています。