昨年6月の道後、11月の素鵞に続き、
この4月、小野ヨガ教室は開講10周年を迎えました。
当時を思い出します。
教室開講時の生徒さんのほとんどが、
既に開催中だったパソコン講習を受講された方々。
パソコン講師との信頼関係が出来ていたおかげで、
初対面の私にも安心した様子で接してくれました。
まなびの森の活動でヨガ担当は私「ひとり」ですが、
「ひとりぼっち」と感じた事は一度もありません。
いつも仲間の支えや励ましをすぐそばで感じられます。
だからこそ、のびのびと、堂々と、そして何より、
楽しく続けてこられたんだと思います。
当初、会場は1階和室でした。
7.8人だったのでちょうどいい広さだった上、畳効果でとても落ち着ける空間でした。
それが少しずつ人数が増えて部屋が狭く感じられるようになり、
2階の大きなホールへ会場を移し、大勢の方々を迎えられるようになりました。
「ひとり」の力でここまで盛り上げる事なんて到底出来るはずがありません。
この10年でたくさんの出会いと別れがありましたが、
開講時から通い続けて下さっている方がお2人いらっしゃいます。
感謝状をお渡しすると、
「私の方が感謝する側です」
「次の10年も頑張ります」
と、嬉しいお言葉をかけて下さいました。
K子さんは、ひと月もお休みすることなく、通い続けて下さいました。
頂いたお月謝は全て新札で、K子さんのお人柄を感じます。
Y子さんは、お孫さんご誕生の時期だけお手伝いのためにお休みされましたが、
週2回コースで通って下さり、その柔軟性は周りの方の憧れそのものです。
10年間・・・お2人の人生のほんの一部ではありますが、
「ヨガ」という文字が刻まれたことを本当に本当に嬉しく思います。
「お互い年齢の事は言いっこなしよ~!」
「大事なのは中身、中身!」
なんてことを言いながら、次の10年へ向けて楽しんでもらえるよう頑張ります。