2006年の6月、
道後公民館でヨガの森の活動が始まりました。
10周年・・・
「あっという間」だったと言いたいところですが、
出会った方々、起こった出来事、あれこれ思い出そうとすると
やっぱり長かったのかな?と思います。
資格を取ってから教室開催までわずか3カ月。
こんなにとんとん拍子に事が運んだのは、
まなびの森の代表まゆみさんと道後公民館の職員さんのおかげです。
記念すべき1回目のレッスンは、
まなびの森のスタッフ数名と当時担当していたパソコン教室の生徒さん、
そして道後公民館の職員さん、合わせて6人でした。
今でも当日のウェア、立ち位置、動揺していた気持ちなど、はっきり覚えています。
人前で話すのが大の苦手で、セリフが飛んだり早口になったり表情が固まったり、
課題だらけの私でしたが、皆さんに励まされながら少しずつ成長できたと思います。
皆さんからいただく言葉は私の原動力。
「肩こり・腰痛・生理痛が楽になった」
「便秘が治った」
「風邪をひきにくくなった」
「気持ちが前向きになった」
など皆さんの体調が整ってきたという話は、どんな些細なことでも嬉しいです。
最近増えてきたのが、「筋肉って大事ですね~」という声。
中には、「お腹がだいぶ締まってきました。触ってみて~!」と言われる方もいて、
お言葉に甘えて・・・硬っ!ビックリ!なんてことも。
レッスン中、「筋肉、筋肉、筋肉、筋肉・・・」
毎回毎回しつこく言い続けているので、皆さんの頭の片隅にこびりついて離れないのかも?
作戦成功です。
そして、おそらく何より嬉しい言葉が、
「先生の声を聞いたら元気になる」
「ハリのある声が素直に頭と体に入っていく」
小さい頃からコンプレックスだった自分の声を初めて褒められました。
声と言えば、教室を始めた頃、代表まゆみさんから言われた言葉を思い出します。
「ひろちゃん、常に天使の声で皆さんを癒してあげてね!」
「レッスン前からお見送りまで、天使の声よ!」
この助言、いつからか無視して地声を貫いておりますが、
それはそれで良かったんじゃないかと開き直っています(笑)。
いつも明るく楽しい道後教室の皆さん。
最初は挨拶だけの関係だった方々も、今ではお互いをいじりあって笑いを誘っています。
とても居心地の良い大好きな空間。
「毎週この時間が楽しみ」と言って下さる方が
「あ~今日も来て良かった!楽しかった!」と満足していただけるよう、
私なりの工夫と作戦を練り込んで取り組みたいと強く思っています。
11年目もどうぞよろしくお願いします。