スタッフコメントの続きです。
■しげみちゃん(イエロー)
ドキドキが止まらない数分間・・・
笑顔で笑顔でと思っていたんですが、いざステージに上がると極度の緊張で
足が震えていたのを覚えています。
曲の出だしがひろちゃん(一番右)で私は2番目の音なので、
ただただひろちゃんの音を頼りにしていました。
演奏の出来栄えは置いといて(笑)、感謝の気持ちだけは精一杯込めました。
私たちの想いが、みなさんに届いていたら嬉しいな。
■りえちゃん(グリーン)
音楽センスに欠ける私は、ハンドベル演奏難易度2★★を担当!
出番が少ない割には、気合だけはたっぷりです。
スタッフに指摘されたド演歌張りの膝使い(笑)!
どうぞお楽しみください。
■ひろこ(レッド)
他スタッフも書いていた通り、私は第1音担当でしたので、
それはそれは緊張しました。
始めよければ終わりよし・・・ものすごいプレッシャーと戦いながらも、
逃げ出したいという気持ちにはなりませんでした。
その先にあるものがなんとなく分かっていたのでしょうか?
BGMに集中するあまり、みんなが心配そうに私をチラッと見てくれていたことに
全く気付きませんでした。
すぐ隣にいる、りえちゃんの視線にすら気付かないなんて・・・。
みんなの視線に込められた大きな力をもらい、
今までで最高のタイミング、最高の音でアメイジンググレイスを始めることが出来ました。
第1音が自分の耳に届いた時の気持ちは、今でもハッキリ覚えています。
なので、動画を見返すたびに感動がよみがえり、涙が出そうになります。
ちょっと大げさに思われるかもしれませんが、
「あの緊張の中で出来た!」という自信が、今後の大きな勇気につながるような気がします。
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しげみちゃんは、第2、3音担当でした。
「もし第1音のタイミングが悪かったら、後に続くしげみちゃんが調整してつなげてね!」
という打ち合わせをしていました。
私はBGMに集中すればいいだけですが、しげみちゃんは私の音に左右されるわけですから、
練習中から毎回タイミングに苦しんだと思います。
第1音に注目が集まるけれど、本当に大変だったのはしげみちゃんの第2・3音だったのです。
ベル動画を見る時、
どうしてもりえちゃんに目が行ってしまうのはなぜだろう?
実は、別の角度で撮られた動画があるんですよ。
その動画は、
りえちゃんの愛娘・りなちゃんが撮ってくれたものです。
ステキな親子関係が分かりますね。
下の動画に、突っ込み所をまとめましたので、どうぞご覧くださいませ。
(イチイチ笑える!)
さて、
私は、大成功を素直に喜びながら、満足し過ぎてはいけない!とも思っているのです。
いつかどこかで再びこのアメイジンググレイスを演奏する機会があるかもしれない。
もっと上を目指さなければ。
その時のために、自分の反省点をいくつか書きたいと思います。
まず入場シーン。
みんなで「右肘を直角にして楽譜を持つ」と決めていたのに、
照れと緊張で、すっかり忘れていました。
あんなに練習したのに、残念で悔しくてたまりません。
きっと後ろを歩くりえちゃんは、「肘!肘!」と視線で私を突っついていたんじゃないかな?
次は、
腕の動きが大きすぎた点。
他のパートの時に間違って音を鳴らさないよう、ずっと三拍子の三角形を描きながら
今どこを演奏中か確認していました。
後日、ある方に言われたのです。
「城戸さんが指揮者担当だったんですか?」と。
そう見えますか?
言われてみればそうですね?
ベル以外の事で視線を集めるのは不本意なので、
次は小さく小さく分からないように「指揮」しなければ。
まだあります。
最初は、ただひたすらに楽譜を目で追い、担当の音を鳴らす事以外何も考えられませんでした。
それが、気持ちにゆとりが出てきた頃、
右隣に立つりえちゃんの動きがふと視界に入ったのです。
「りえちゃんったらパフォーマンスにまでこだわっていたのね。カッコイイ!」
と思えて、
ついついお調子者の性格が出てしまいました。
これはやり過ぎたな・・・と反省。
最後に、舞台から降りて移動している最中、
まさかまさか、
大きなため息をついていたとは!
よりによってカメラの真ん中で、
よりによってこんな凄みのある大きな声で、
完全無意識での失態です。
他にも何かありそうですが、もうこの辺で止めておきます。