元気活力講座第4弾は愛媛調理製菓専門学校でも講師をされている、アート・ビルビ代表 山﨑あずさ先生による「初めての紅茶教室」です。
今回の 参加者は女性ばかりでしたが、聞いてみると普段から紅茶をよく飲まれる方もいれば、どちらかといえばコーヒーのほうが好きという方もいて様々でしたが、みなさん興味津々でやる気満々な様子。
まずは紅茶の起源や効能について講義を受けました。紅茶と日本茶、製法が違うだけで原料は全く同じってご存知でしたか?また紅茶=英国、というイメージがありますが、イギリスの気候ではお茶の木は育たないので、アジアで生産した茶葉をイギリスへ運びブレンドして流通させているそうです。
紅茶にはストレス・疲労解消やリラックス効果だけでなく、風邪、虫歯、心臓病、がん、認知症なども予防する働きがあるそうです。日本に7世紀頃伝わったとき、お薬として飲まれていたというのも納得できます。
紅茶を飲むことは私たちにとって良いこと尽くめなんですね~というところで、実際に紅茶を正しく淹れてみましょう。
あらかじめポットとカップは温めておきます。湧き立てのお湯を用意し、茶葉の量、お湯の量をきちんと計り、ポットに湯を注いだら蓋をして蒸らしながらタイマーで時間まで待ちます。最後の1滴まで残さず注ぎ切りましょう。みなさん口々に、紅茶って上手に淹れるとこんなに美味しいんですね、とおっしゃってました。何度も自分たちで淹れてみたので、技術はしっかりと身に付いたのではないかと思います。
美味しい紅茶を味わいカステラをいただきながら、先生からイランでの体験談や最近の若者のお茶離れや日本文化の危機、ペットボトル飲料に頼りすぎていることへの警鐘など、興味深いお話もたくさん聞け、参加者同士のおしゃべりにも花が咲きました。
山﨑先生、参加して下さった皆様、本当にありがとうございました。これからも紅茶を楽しみましょうね!