初めてのハンドベル練習は、いっぱい課題を残して終わったものの、

「初めてにしては良くない？」

とみんなポジティブ。

まぁ、それがまなびの森スタッフの良いところだと思いました。

次の全体練習までは、各々が担当ベルを自宅へ持ち帰り自主練です。

とはいえ、実際ベルを鳴らすと大きな音が近所中に響きそうだったので、

私は歯ブラシやボールペンを片手に「エアーベル」でなりきり練習をしました。

（みんなはどうやって練習したのかな？）

私個人の話で申し訳ないのですが、

私は毎朝起床直後と就寝前に必ずＢＧＭを聴くようにしたら、

少しずつ楽譜とタイミングがうまく合うようになり、楽しくなってきました。

その楽譜が素晴らしいんです！

エクセルで作ってくれたともちゃんオリジナル。

６人分同じように色分けしてくれて、自分の担当部分がとても分かりやすい！

１枠が３拍子で区切られているので、頭の中で３拍子をカウントすれば、

鳴らすタイミングに戸惑うこともなくなりました。

これが「おたまじゃくし」だったら恐らく無理だったと思います。

２週間足らずで臨んだ第２回全体練習。

本番をイメージし、横一列に並んでやってみることに。

演奏する曲は、

アメイジンググレイス。

皆さんご存知だと思います。

とても美しく、心を穏やかにしてくれるステキな曲ですから、

やっぱりお笑い系の演奏ではいけませんよね。

本番まで１カ月を切りました。

感動系を目指して全体練習残り２回。

２月２０日、某公民館の一室にスタッフ全員が集まりました。

いつも６人揃うと、大笑い＆大騒ぎで大変なのですが、

この日はとても静かでした。

笑う余裕すらないといった感じでしょうか？

実は、４月１日にまなびの森１０周年の記念式典が行われることになり、

お世話になっている皆さまへの感謝の気持ちを

「ハンドベル」という形にして伝えようというビッグプロジェクトを掲げて集まったのです。

サプライズ大好き人間ですが、今回はいつもと訳が違い、おふざけ・お笑い・お下品封印です。

音楽が得意なともちゃんを頼りに

ひたすら練習。

全員が揃える貴重な時間を無駄にしないよう真剣に取り組みました。

間の取り方・ベルの鳴らし方など、難しいところはその都度ともちゃんに指導を仰ぎ、

不安材料を一つ一つ消していきました。

本番まで１カ月ちょっと。

「間違えたら間違えたで笑ってもらったらいいやん！」

「そうよね。一度笑いが起こったら空気が和んでその後演奏しやすくなるやろうしね！」

そんなことを言いながらも、きっとみんなの胸の中には

「お笑い系じゃなく感動系の演奏をしたい！」

という気持ちが生まれ始めていたと思います。

さてどうなることやら？